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ここだけのはなし

10人見れば、10通りの解釈がある。日常にてふと思ったことを自分なりに綴ります。

小説

線路は続かない、どこまでも・5

5・ 目が覚めたとき、電車はすでに停車していた。 俺は重い頭をもたげながら、窓から外の景色を覗いてみた。 窓から見える建物は手入れが行き届いておらず、外壁が崩れていたり、屋根の塗装がはがれたりしていた。 俺は体を起こし、おそるおそる電車から外に…

線路は続かない、どこまでも・3

3・ 俺が立っている駅のホームは市内と郊外をつなぐのが主な役割となっている。 ホームには3つの線路があり、それぞれの方向に向かって伸びている。 俺は反対側のホームから電車に乗るので、向こう側に渡るため地下通路につながる階段を下りて行った。 階段…

一本の糸

衣服点で働くサトコは、誰ともわからない衣服を修繕する仕事をしていた。 ある日、一本のジーンズがやってきた。 直そうとしたが、青いジーンズに合う糸が無くて赤色を使うことになった。 ジーンズをサトコが直している間、持ち主のトオルは1人で公園を散歩…

心のない男、心を持つアンドロイド・4

第3話はこちら ryuuraita.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私はアキラの行っている意味がわからず、不自然な沈黙が支配する。 やっと何か喋ろうとしたとき、ケンが伸びをしながら起き上った。 「起きたか、ケン」 まるで父親…

心のない男、心を持つアンドロイド・3

「第2話」はこちらとなります。 ryuuraita.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 早乙女アキラは、例の少年と共に部屋に入ってきた。 アキラはどかっとリビングテーブルに腰掛け、 少年はリビングソファで横になった。 「彼はど…

心のない男と、心を持つアンドロイド・2

ベランダから部屋に戻り、私は乾いた喉をいやすため冷蔵庫へ向かう。 中には水と長期保存できる食べ物しか入っていない。 チーズやベーコン、納豆、ジャム……。 生活に必要なものだけで、それ以外のものは入れない。 それが、私の信条だった。 ペットボトルに…

心のない男と、心を持つアンドロイド・1

「……よし」 私はキーボードから手を離して、 目の前のディスプレイに映る文章を印刷する。 印刷された文書を眺めてから、 ひとり部屋で「よし」とうなづく。 私は文章の誤字・脱字だけ訂正して、 念のため保存してからクライアントに 送信する。 数分後、ク…

愛煙家の憂鬱

私が勤める職場には、煙草を愛して止まない男性がいる。 周りの人にどれだけ煙たがられても、頑なに煙草を止めない。 仕事中やお酒の席でも、どこでも構わず煙草を吸っている。 そんな知り合いに対して、職場の人はヒソヒソと彼の陰口をたたく日々が続いてい…

今の民主党は「民主主義」を守りたいらしい

ども、リュウ・ライタです。今日はこんなニュースから。 news.livedoor.com 思い切ったというか、なんというか……。自暴自棄としか言いようがないというか。 僕としては、あまり政治的な話はできませんし、政治にかんする知識は非常に薄いです。では、ここで…

「貝木さん」をご存じですか?~性悪説と偽物の価値について~

詐欺師の貝木さん http://elbowroom.web.fc2.com/2013/10/revue/monogatari-series26.html いきなりすみません、リュウ・ライタです笑僕は映画をよく見ますけれど、それと同じぐらいアニメやドラマも観ます(ドラマの数は、かなり減っていますけれど) この…