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ここだけのはなし

10人見れば、10通りの解釈がある。日常にてふと思ったことを自分なりに綴ります。

腱鞘炎になる前に「まとめサイト」なんて辞めよう

エッセイ・随筆 仕事録・書くときに意識してること

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僕は現在、SEO対策記事とまとめ記事を中心に執筆を担当させていただいております。月に50記事以上(これ以上の記事になることが大半ですが)は書いてますね。その中で、たまーにですがシナリオ作成のお話をいただきます。

 

とにもかくにも、僕の生活を支えているSEO記事とまとめ記事の2つを同時並行して、個人的にはSEO対策記事のほうがあっていたなぁという感じです。てか、もうまとめサイトは飽和状態でいっぱいいっぱい。これからライターとして活動したり、副業をしようとする人に、声を大にして言います。

 

まとめサイトで食べていこうなんて、ぜったいに思わないで!!!

 

kuraharu.hatenablog.com

 

「キュレーションサイトは終わる」と思う|ライタ模型製作所~ときに小説・日記~

 

このページにも書いているのですが、まとめサイトは飽和状態に達しています。みなさんもググってみればお分かり頂けるかと思います。何らかの情報を検索しようとしたとき、かならずと言っていいほど「まとめサイト」が出てくるかと思います。

 

たとえば、「髪型、ストレート」などで検索してみましょう。美容院や、美容院系列のカタログサイト、さらに髪型をまとめたサイトが出てきます。美容院などは、直接自分たちのお店に来てほしくてサイトを作り、カタログを広げ、検索に引っかかるように努力しています。

 

これに対してまとめサイトは、キーワード検索によって人を集める「広告料金」によってマネタイズしています。各会社から広告料金をもらっているところから、テレビと発想としては同じでしょうか。テレビの放映中にCMが入りますよね。そのCMが、ネット上の広告と同じになるわけです。

 

昔はテレビに参入してCMする企業やメーカーは多かったです。ですが、今はネットを見る時間が多いため、たくさんの企業が「まとめサイト」に参入して、広告を打てる場を作るようになりました。ネットだとテレビよりも安くコンテンツも広げることができることもあって、あっという間にネットは「まとめサイト」だらけになりました。

 

しかし、ネット上のコンテンツがまとめサイトだらけになったことで、まとめ以外の情報がなかなか落ちていない現状が生まれました。情報を求めて「まとめサイト」を作るための情報を「まとめサイト」から引っ張ることも少なくないため、情報元が結局は同じところに行き着くことも少なくないです。生きた情報を探してネットに潜るのに、どこもかしこも同じような情報ばかり。これでは、ネットにて情報を探すことに意味が見出せません。

 

ryuuraita.hatenablog.com

 

ryuuraita.hatenablog.com

 

 僕は以前、このサイトで京都に行ってきた記事や、「はてなブログ」ユーザー様を紹介して書きました。今まで個人的に書いてきた映画や本の紹介をするよりも、圧倒的に閲覧数が多かったです。この記事を書いて、僕は確信を得ました。

 

みんな生きた情報を望んでいる!!!

 

誰もが情報を発信できる今、何かを経験したり体験した「生の情報」や「つながり」を求めて検索する人が多くいるかと思います。もちろん、何かの方法論を検索する人も多いでしょう。
しかし、その検索意図を読む「まとめサイト」は、広告主と提携して検索者を満足させる「コンテンツ」を作成します。過去のドラマや映画にもあったような(今でもか)、広告主や事務所あってのサイトのようなものであふれています。そのようなサイトがどんな末路を辿るのか。ドラマや映画と同じく、メディアとして死んでいるわけです。

 

まとめサイトとしても、お金をもらった以上はどんどんコンテンツを発信していく必要があります。そのコンテンツは、僕のようなライターや、副業で稼ぎたい人が1記事1000円ぐらいからスタートして記事を書いていくわけです。

 

まとめサイト」は日に何ページもの更新が必要となるので、とにかく人を集めます。このとき、2通りの募集の仕方があるかと思います。

 

・誰でも大歓迎! 簡単な仕事ですぐに慣れますよ~

・〇〇、××について知識が深い人を募集中。

 

みなさんは、このような質問があったときにどちらの会社を選ぶでしょうか? 僕は、絶対に後者を選びます。僕はどちらの会社も経験したのですが、後者のほうが圧倒的にサイトの方向性がしっかりしており、記事の書き方に対する指導やフォローが丁寧です!

  

「誰でも歓迎」とは言っていても、結局は自分とは無縁のようなキーワードを与えられて仕事することになります。事前に得意ジャンルや書きたい内容などを質問されますけれど、ほとんど希望通りにならないと思った方がいいですよ……。あと、書き方などのレギュレーションはありますけれど、基本的に細かい書き方のレクチャーなんて無いに等しいと思ってください。

 

慣れない記事を書くことになっても、お金分は記事を完成させないといけません。自分に経験や体験、関係のないような記事も執筆していきます。自分に経験のない場合、どこから情報を得るのでしょうか? そうです、ネットからの情報が大半です。まとめサイトなのだから、キーワードを検索に掛けて情報収集を行うかと思います。と、言いますか、ブログ記事ではないので必然的に引用できるページを探すことになります。

 

しかし、先ほども言った通りネットにはまとめサイトが大量にあります。あなたが検索したキーワードは、他社も検索が掛かりやすいものとして選出しています。どの会社も同じようにキーワードを元に記事を作っているわけですから、同じような情報を元にした「まとめサイト」が出来上がっていることが多いわけです。おそらく、紙媒体の週刊雑誌よりも多いんじゃないでしょうか。

 

お金がほしい人は、記事を大量に受注するかと思います。それが「自分の経験や体験」にもとづいて書ける上でのまとめなら、意味があるかと思います。しかし、ほぼネットの知識ならば焼き回しでしかないんです。

 

生活するためやお小遣いが欲しいときは、一か所から20件ほど請け負う方もいるかと思います。しかし、20件も自分に知識のないまとめページを書いてみてください。検索をかければ、まずまとめサイトが出てきます。基本的に、まとめサイトまとめサイトの内容を使うことは御法度。その情報を避けながら、引用に使えるページやブログを探します。でも、使えるものに限ってコピペ禁止やったりします。大量に受注したのはいいけれど、情報をさがしていると時間だけがどんどん無くなる……。効率だけでなくモチベーションも下がっていきます。

 

まとめるライターさんでなくても、これだけ「まとめサイト」が増えてしまうと、情報を欲している人にとって迷惑な気もするのです。ドラマやバラエティー番組を見ているとき、CMが入ります。ホントにほしい情報やページを探しているときでも「まとめサイト」をクリックしたり、まとめられている記事を見て「いらないよ、この情報‼︎」となること、ありませんか?  「まとめサイト」は言わば企業CMみたいなものなので、 その宣伝効果や検索ヒット率を狙ったものになっていて、情報を探しているときに乱雑したものが多々あって面倒になることも多いかと思います。

 

氾濫する「まとめサイト」にて新鮮な情報が搾取されてる現状から、まとめられていない情報が枯渇しています。「1件あたり簡単にできますよ」と言いますけれど、魚のいない海から何を取り出せばいいんでしょうか。大量に書くのはいいけれど、なにも知らないことだと情報元に困ります。

 

この事態に気付いたのか、最近まとめサイトでは「オリジナリティを出して!」とか、「他社にない情報を追加してください」という注意喚起が増えている気がします。というか、オリジナリティ出したいのならばまとめサイトなんて辞めればいいのに……。普通に「〇〇が書けるライターさん募集」と声かけて、きっちり取材や情報収集できる予算組んで、高値で書いてもらうほうがずっと建設的でしょう。会社にとっても、読み手にとっても。もちろん、書き手にとっても。

 

今の時代、誰もが情報発信ができる時代です。この「はてなブログ」でも多いですが、個人個人が情報を発信して、その情報に付加価値が付いてお金になっている人も多くなっています。僕としては、下手な「まとめサイト」よりも、ブロガーの皆さんにお金を払って広告打つほうが幾分も意義があると思えてなりません。

 

このように考えるていくと、ライターの仕事って何だろうと思うのですが、おそらくただ「書く」ことだけがスキルとしては求められてないんだなって、今は強く感じているところです。ライターとなれば「何でも書ける」ことが求められるのでしょうが、生の体験をしてネットで発信する情報には敵わないです(俗にいうユーチューバーが流行したのも、自分が実際に行った経験を発信しているからヒットしているかと思います)。

 

ライターにこれから求められるのは、どれだけ自分の経験や人脈を広げて「生の情報を、どれだけ多くの人に拡散できるのか」だと思っています。自分の中にない「オリジナリティ」を求めてネットをさまよい、何記事書いても腱鞘炎になるだけです。僕は無理が祟って、少し危険性を感じたので来季からは控えることに決めました。

 

過去のインターネット環境がどうだったのかわかりませんが、昔はもっと「~が知りたい」ということに対してひとつの「情報」が漂っていたかと思います。ですが、今は「こういう検索をする人がいる」ことを前提として、ネット上には意図的な情報であふれています。こう考えると、僕たちは自分たちの欲望から検索しているのではなくて、「コンテンツ」によって検索する意思をコントロールされている感じ。まるでSF映画や小説みたいな話です。

 

すべてのコンテンツが死んでいるわけではないですけれど、「まとめサイト」とそれに関わるライターのどちらもが疲弊しきっているように見えます。
もちろん、まとめサイトで成功している方もいますし、自分で経験していなくてもうまく記事を作れる人だっています。でも僕は、京都に行った経験や「まとめサイト」に関わった限りでは、まとめサイトにこれからの将来性を感じることができなかっただけです。