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ここだけのはなし

10人見れば、10通りの解釈がある。日常にてふと思ったことを自分なりに綴ります。

雨の降る日は

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今日の朝は、背中の激痛によって起こされた。脂汗は出ないから、妙な病気ではないと思ったけれど、やはり気分はいいものではなかった。湿布で痛みも引いたので良かったが、自分の生活を振り返って不摂生であることは反省すべきかなと思った。
 
最近は寝る時間もまばらで、きちんと休んでいなかった。外を眺めようとしたら雨粒がくっ付いていて、冬なのにすこし暖かい。自分のくせ毛に手を通すと、いつも以上に引っかかる。
 
スマホを見ると、通知が入っていたので1個ずつ確認をしてみる。その中に、今日行う予定の文章教室の生徒から「予定を変えて欲しい」との旨があった。気分だけでなく天気も優れないから、僕はちょうどいいと思って快諾した。この文章教室以外は、特に仕事もなかったので休みにすることにした。
 
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着替えてから、僕は雨の降る外を歩いてみる。傘に当たる雨の音が心地いい。僕の横を車が通り過ぎていくけれど、雨だというのにギュルギュルとけたたましい音を立ててどこかに向かっている。雨の中だからこそ、もっと落ち着いてほしいものだと思う。
 
僕が以前働いていた職場は、とにかくガムシャラで働いて、休みもそこまでなかった。それにもかかわらず、払いがそこまで言いわけでもないし、生活を保障するものでもなかった。仕事というのは、やはり生活のためにあるものであって、仕事や名譽のためにあるものではない。そんな環境が嫌で、自分でコントロールできるフリーな環境を選んだ。その割には、背中を痛めてしまうような状態になっているので、本末転倒なわけではあるが。
 
今の僕は傘に守られて、まるで悠久な時間の中を歩いている感じだった。僕を守るものは何もなくて、この1年は牙をむき出したまま歩いているようなものだったかもしれない。1日の時間もあっという間に終わり、24時間なんてウソだという感じだった。雨から守ってくれる傘に対して慈悲を覚えるのだから、僕は自分が思っている以上に精神をすり減らしているのだと思った。
 
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雨の中を歩いて、僕は自分の趣味である模型店へ足を運んだ。模型をゆっくり眺めるのは、少し久々な気分だった。
普段から模型は作るけれど、趣味ではなくてブログのためになっている感覚があった。「趣味を仕事にしよう」というキャッチコピーなどもあるけれど、僕としてはあまりオススメしない。趣味を利用してお金を得るのはいいと思うけれど、好きなことだけで発進するのはオススメしない。趣味が無くなると、本当に寂しくなる。
 
僕は模型を見た後、たこ焼きを買って家路につく。朝に感じた背中の痛みは、徐々に引いていた。
 
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