ここだけのはなし

10人見れば、10通りの解釈がある。日常にてふと思ったことを自分なりに綴ります。

人生、大学行かないと楽しめないんですか?

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ども、リュウ・ライタです。

コロコロとブログタイトルが変わりましてすみません。まだ慣れていないこともありますが、色々と探って見やすいものを試している状態です。とりあえず、ちょっとだけ変えたブログタイトルは、他のブログサイト様がすでに同じようなものを使っていたので控えるようにしました。

奨学金に苦しむ現代の若者たち

さて、今日は何について書こうかなぁ……。

とりあえず、僕が気になった記事はこちら。

dearlife.biz

 

この記事には、奨学金を借りて大学時代を過ごした筆者の体験がつづられています。

うん、私も親への恩義などを無視していえるのであれば、

大学に行く・行かないは「会社」への切符でしかない!

ここで重要なのは、「社会」への切符じゃないってところですかね~

確かに、大学へ行くと日本における学力としては担保されます。しかし、それが今の「会社」に入ってやっていけるかどうかは別問題。むしろ、会社で上手くやる奴はサークルとか部活で上手くやっています。学力や資格、ステータスではなくて、きちんと未来で「生活できる人脈」をそれなりに作っていると思います。

もちろん、学力や個々のステータスによって優良企業に入る人もいます。ですが、割と技術やノウハウを学んじゃうと、サッサと退社して自営業を始めたり、このはてブロでも多いですけれどブロガーや執筆業にて稼ぐ人が多いです。例えばですけれど、僕が拝読させていただいている「トイアンナ」さんなんて、典型例な気がします(間違ってたらごめんなさい)

toianna.hatenablog.com

 

こうした事情を考えると、ほんと今の大学に若者が何を求めればいいのか。よくわからないと言っても仕方ない気がします。しかも、奨学金を積んで30~40代までずっと返さないといけない負債を抱え込むのは、ナンセンスかもしれません。

じゃあ、大学はいらない? 

と、これは大学をさほど奨学金を使わず卒業できた当事者だから言えること。それに、大学で僕が得た「人脈」や「知識」は、今ライターとして活動する原動力になっているのは事実です。結局のところ

大学生だから許されるモラトリアムに、どれだけ未来への「投資」を出来たか?

そこに尽きるんじゃないかなぁと、今は思ってしまいます。

人脈しかり、バイトで稼いだお金を貯蓄したりするなど、奨学金を借りたのであれば、それなりのリスクを背負っていることを覚悟すべきなのかもしれません。

でも僕は、奨学金の有無がどちらでもあったとしても、大学で得たものをフィードバックして生きる術を見に付けるかどうか。それって割と大事な発想だなと、社会人(一応)とライター(まだ新米)を経験して思います。

現役学生はどう考えている?

では、現代の大学生はどれぐらい「学問」に対して、大金を支払ってまで「大学」へ通うことに必要性を感じているのでしょうか?

現代人が好きな言葉風に言えば、「コスパ」でしょうか?(僕個人としては、物事が非効率だと意味がないような言葉のように使われているので、あまり好きではないですけれど)

sug0311.hatenablog.jp

こちらのブログ様も、僕がよく拝読させていただいているブログです。

こちらのブログでも、僕と同じように学力や学問ではなくて、大金をはたいて「大卒」という会社への切符を手に入れている。そういった旨も書かれています。

しかし、著者としては「大学に行って何をしたいのか」ということを考えることだ大事だと、ブログ内でつづっています。

僕としては、「その日暮らしの大学生」さんのような人がもっと出てくると、大学が本来の姿を取り戻せるんじゃないかなぁと思っていたりします。

要するに、「コスパ」とか「大卒への切符」と考えるんじゃなくて、

もっと自分が「何して食べていく?」を考えてもいいじゃない? 

と、乱暴に言えばそのように考えています笑

ですけど、大学という永遠で一瞬なモラトリアムの間ならば、授業以外の時間で学んだり考えたりすることはできるはずです。大学なんて、むしろその時間が大事だと僕は思っています。有限の中で「楽しむ」のと「楽をする」のは違います。

「楽するために仕事する」のと、「仕事を楽しくするために働く」のが違うぐらい、違うと思いますよ。

無理して大学行くぐらいなら……

 

たしかに、まだまだ日本は大学という切符がないと厳しい目で人を見てくるし、会社も人を育てる気はサラサラないので「大学」というビジネスが成立しています。

洋画「幸せの教室」でも、大学を卒業していないだけでトム・ハンクス(主演)が、スーパーで一番の営業成績にも関わらず首を切られます。その後、トムは自分に必要なカリキュラムを二年制の短期大学で受けることにします。その大学は、職業訓練的な要素もあり、会社への道筋を示すものになっていました。まぁ、映画なのでそう簡単にうまくは行きませんが笑

ですが、日本だと「会社への切符」で終わっている大学。しかも、大金はたいて得た切符が使えないことがある日本。うーん、本当に目的がないのであれば、別の道を考える必要があるのかも。そんなことを思ってしまいます。

無理して未来の負債を背負うだけならば、いちど立ち止まる必要があるのかも。大学に奨学金使ってなんとか入って、何も得ないままとりあえず会社入って、すぐに辞めて……。これだと、ただ借金を背負いに大学へ行ったのと同じです。

大学へ行けば会社に入れるわけでもないです。ならば、自分が楽しく生きれるための仕事を考えるほうが、実は健全なのかもしれません。

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