ここだけのはなし

10人見れば、10通りの解釈がある。日常にてふと思ったことを自分なりに綴ります。

「やりたくない」ことはやらないほうがいい

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1・

ライターを目指したりお仕事されている人には、本業以外の仕事をされている人も多いかと思います。

生活のためならば、と割り切るのならお仕事をすべきです。ただ、それが「仕方ない」や「頼まれたから」という感情発進ならば、やめておくことをオススメします。

2・

なぜ、感情発進を止めるべきか。感情発進で仕事を引き受けてしまうと、「やってあげてる」感が次第に強くなるからです。

自分ではそのような感情が無くても、クライアントには何らかの形で伝わります。そのうちクライアントから「やる気ないよね」とか「仕事雑じゃない」と言われます。

ここで問題なのは、クライアントも情に訴えかけてあなたを説得してきたこと。その情にほだされて仕事を引き受けたとしても、クライアントは知らぬ存ぜぬで仕事のクオリティを求めます。下手に出るのは始めだけです。引き込んだ後は、あなたから120%以上の仕事を求めます。

情で引き受けた仕事だけでなく、あなたには本業にしたい仕事が待っています。そのどちらも高いクオリティを保てるのであればオッケーですが、情に訴えかけるクライアントは、あなたの仕事のミスや気持ちが離れる機会を探しています。そして、言います。

「あなた、本業の仕事向いていないんじゃないの?」と。

3・

クライアントなどにいい顔したいがために、感情で仕事を引き受けるぐらいなら、やめた方が賢明です。

2つも仕事をしていれば、ワークバランスがよほどうまく取れないと難しいです。尚且つ、感情で訴えてくるクライアントは、仕事の中身ではなくて職場への「情」もバロメーターとして見てきます。

もちろん、本業の仕事を言い訳にして仕事をサボるのはダメです。ただ、情で訴えるひとは、情に敏感です。あなたの引き受けた仕事に、気持ちとしての妥協は絶対に許しません。

あなたが「仕方ない」や「頼まれたから」で引き受けると、クライアントはその気持ちをすぐに察知します。バレたら最後です。ネチネチとあなたの本業にまで踏み込んできて、あなたの本業のことまで口を出します。どんなに業界の垣根があっても、感情論で責めてきます。
責めるほうにすれば、あなたが別の仕事をしているのは格好の獲物です。「どうせ腰掛けでしよ」と責めれるのですから。

クライアントが情に訴えてきたとき、いちど考えてみてください。
情に訴えながら、その人がどれだけのレベルで仕事を求めているのか。
そして、自分が本当にその仕事をやりたいのか。
「やりたくない」のならば、絶対にやるべきではない。
その点を、感情を抜きにして考えてください。
情に流れて引き受けると、お互いにデメリットしかありません。感情の齟齬が発生するだけです。